2025年2月2日 メッセージテーマ「イエスをだれだと言うか」
するとイエスは、彼らにお尋ねになった。「あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」 ペテロがイエスに答えた。「あなたはキリストです。」
マルコ8章29節
マルコの福音書8章27-30節 No40
「あなたはキリストです」との弟子の初告白は、福音書の中でも重要な場面です。「イエス」
は名前で、「ヤハウェ(神)は救う」という意味です。「キリスト」は苗字ではなく、「油注がれた者
(メシア)」というタイトルです。旧約時代に、王など神によって特別な任務に任命される時に
油を注ぐ儀式が行われたことから来ています。『「神は救う」という名の方が、人を罪から救う
ために、救い主として父なる神から任命された』それがイエス・キリストです。極めて重要な
告白をしたことになります。弟子たちがイエスとともに過ごして従っているのは、彼らが訓練
されて宣教するためです(マルコ 3:13-15)。彼らが宣べ伝えるものはイエスキリストそのもの
であり、十字架と復活です。イエスがこの告白のあとに受難の告知(マルコ 8:31)をされて
いることは意義深いものがあります。人々はイエスを再来のバプテスマのヨハネ、預言者
エリヤ、或いは新たな預言者の一人と見ました。つまり偉人です。人々は尊敬と恐れを抱いて
いましたが、 あくまで人であるイエスです。しかし弟子たちは「神の子キリストです(マタイ
16:16)」と告白したのです。「さすがイエスの弟子」と寝食をともにしてイエスに従っているだけ
あって本質を見抜いている...わけではありません。イエスが神の子であるとわかるのは、よく
学び、有力な文献に裏付けられたものだからではありません。神がその人に明らかにして
くださらなければ決してわからないことなのです(マタイ 16:17)。聖書をよく読み、礼拝説教を
熱心に聞いても、神が明らかにしてくださらない限り、イエスが神の子と知ることはできないの
です。しかしもし、このことを神から明らかにされるならば、人を罪から救う方が捨てられ、
殺されることを信じて受け入れることができるでしょう。
イエスが与える救いは、罪からの救いです。その救いは罪が赦され、平安をもって過ごす
ことができるだけではありません。イエスが罪と死に勝利されたように、イエスを信じる者も、
そのキリストに似た者として復活のいのちと、
事実いつまでもイエスとともに永遠を生きる
ようになるのです(救いの完成)。「あなたは
キリストです」という告白は、実にこれほどの
救いを提供してくださる方であることを告白
しているのです。
「あなたは、わたしをだれだと言いますか」と
イエスは今も皆に尋ねておられます。