2025年5月25日 メッセージテーマ【 「あなたのために祈りました」 】
しかし、わたしはあなたのために、あなたの信仰がなくならないように祈りました。ですから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。
ルカ 22:32
サタンは、人を主なる神から引き離そうとします。人々が神を信じないよう、あの手この手で
策を講じます。他の神々に心を向けさせたり、この世の事柄だけに関心を持たせたり...。
そして、神を信じているクリスチャンに対しても攻撃を仕掛けてきます。サタンは、クリスチャン
であっても、何か苦しいことがあれば神を恨んで離れていくと思っています。あるいは巧みに
誘惑すれば神を捨てて自分のもとに来ると信じています。だから、ありとあらゆる手段で
クリスチャンをつまずかせようとけしかけてくるのです。ペテロに対しては、イエスのことを
「知らない」と言わせようとしました。不思議なことに父なる神は、サタンがペテロの信仰を揺さ
ぶることを許されました。神のご計画を実現していくためにサタンの企みが用いられることが
あります。理解しがたいかもしれませんが、サタンですら神の御手の内にあるということです。
イエスはペテロのために祈りました。「ペテロが『知らない』と言うことのないように」ではあり
ません。「あなたの信仰がなくならないように」です。この祈りこそ極めて重要です。そしてこの
祈りの成就は、ペテロが三度イエスを「知らない」と言ったところから始まっていくのです。
ペテロは自分の弱さを認めることができず、「たとえ、ご一緒に死ななければならないとして
も、あなたを知らないなどとは決して申しません。」と言いました(マルコ 14:31)。しかし彼は
イエスが捕らえられた後、人々に「あなたもイエスの仲間だろう」と問われた時、「知らない」と
三度言ってしまいました。単に否認しただけではなく、噓ならのろわれてもよいと誓いました
(マタイ 26:34)。ペテロは自分がイエスの弟子と知られると自分も捕まってしまうことを恐れ、
イエスを見捨てたのです。でも、イエスの祈りは、こうなることを見越しての祈りでした。ペテロ
が三度目にイエスを否定した時、イエスは振り向いてペテロを見つめられました(ルカ 22:61)。
御自身を見捨てる場面を目撃したにもかかわらずペテロをじっと見つめ、慈しまれたのです。
ペテロは自身の罪の性質、ごまかしきれない
卑怯な性質が露になったところで主イエスの
愛に触れたのです。それは決して見捨てない
愛、永遠の愛です。だからペテロの信仰は
なくならなかったのです。
主イエス・キリストは、私たちの信仰がなく
ならないようにも祈っておられます。私たちに
もペテロのような弱さがあります。にもかかわ
らず神を礼拝し、神のメッセージを聞くことが
できるのは、私たちの信仰がなくならないよう、
主イエスが祈っておられるからです。この愛に
感謝しようではありませんか。