2025年10月26日 メッセージテーマ「見よ、わたしは新しいことを行う」
見よ、わたしは新しいことを行う。今、それが芽生えている。あなたがたは、それを知らないのか。必ず、わたしは荒野に道を、荒れ地に川を設ける。 イザヤ 43:19
イザヤ書43章14-21節
今朝のみことばは、神が預言者イザヤを通してユダヤ人たちに語られた希望のメッセージで
す。イスラエル王国は南北に分裂した後、北イスラエルはアッシリアに、南ユダはバビロニアに
侵略されました。南ユダの人々は、バビロニアによってエルサレムの神殿が破壊され、捕囚の
憂き目に遭い、バビロニアの偶像礼拝を強要されるという苦難を経験しましたが、彼らはこの
ことを「神の御声に聞き従わず、偶像礼拝に陥った罪に対する罰」と受け止め、「もう神は私た
ちを助けて下さらない」と悲嘆していました。
神はユダヤ人たちに、ご自身が贖い主であることを宣言され、やがてバビロニアが他国によ
って倒され、捕囚から解放されることを予告しました。「もう神は、出エジプトの時のようには助
けて下さらない」と考えている彼らに「見よ、わたしは新しいことを行う」と宣言されました。実
際、ユダヤ人を支配していたバビロニアは、やがてペルシアによって倒され、ユダヤ人たちは
バビロン捕囚から解放され、エルサレムの神殿も再建されることになります。でも、ここで神が
宣言しておられるのはそれだけではありません。究極的なイスラエルの回復まで宣言されて
います。それらは最終的にイエス・キリストの再臨後に成就することになります。
注目したいのは、この預言がバビロン捕囚よりもはるか昔に与えられていたことです。イザ
ヤがこの預言を語ったのは北イスラエルがアッシリアによって侵略・捕囚されていた時代です。
その時代にイザヤは南ユダの人々に「やがて南ユダも強国バビロニアに侵略されて捕らえら
れる。でも、神はそこから解放して下さる」と預言を語っていたのです。確かに、バビロン捕囚
の背景には偶像礼拝の罪があります。でも神はユダヤ人たちを見捨てたわけではありません。
このことを通して彼らが真の神に立ち返り、イ
スラエルが回復するよう計画しておられるの
です。神は彼らが立ち直れるよう新しいことを
行って下さるお方です。
キリスト者に対しても同様です。イエス・キリ
ストを信じて救われた者は、すべての罪が完
全に赦されて、新しくされています(IIコリント
5:17)。キリスト者が罰せられることは決してあ
りません。なぜなら、罰はイエス・キリストが十
字架で全て受けて下さったからです。そして、
神は素晴らしいご計画を用意しておられます
(携挙、空中で主イエス・キリストにお会いする、
千年王国、新天新地)。そこに向かう過程であ
る私たち一人一人の人生においても、最善の
ご計画が用意されているのです。期待して歩
んでまいりましょう。