2025年12月14日 メッセージテーマ「すべての人に宣べ伝えるために」
まず福音が、すべての民族に宣べ伝えられなければなりません。
マルコ13:10
マルコの福音書13章9-13節 No71
イエスは弟子たちに終末の備えをさせます。「用心していなさい」で始まり、「最後まで耐え
忍ぶ人は救われます」で結んでいる教えです。その内容は「迫害」です。教えを受ける側として
は、悲壮な努力を連想せざるを得ません。ほんとうにそうなのか、クリスチャンの歩みはもっと
大変になっていくのか、イエスの教えをしっかりと学ばなければなりません。結論的なことを言
うならば、「最後まで耐え忍ぶ者は救われる」というのは、最後までイエスを信頼せよというこ
とです。だれもがわかるような世界情勢の悪化の中で、「その人(力のある人)について行けば
大丈夫」という世間の流れは必ず作られるでしょう。そこでなおイエスに信頼するのです。言い
換えるなら、自分の信じている立場に踏みとどまるのです。パウロは、伝道者としての働きに
迷いの出たテモテに「けれどもあなたは、学んで確信したところにとどまっていなさい」と励まし
ました(IIテモテ3:14)。彼らの置かれている状況は、ネロ皇帝率いるローマによるキリスト教
への迫害が激化し始めた頃です。キリスト教会の主要人物であるパウロは処刑の危機に瀕し
ています(IIテモテ4:6)。神そのものを否定する社会は、自分たちと違う異質な存在を受け入
れません。そういう中で、信仰者は迫害から逃れるところに力を費やすほうが守られるのか、
学んで確信したところにとどまることを追求するほうが守られるのか、よく考えなければなりま
せん。
イエスの教えを学んで確信したところにとどまっている人は、必ず福音を宣べ伝えることを
します。それが神の計画だからです。イエスは「まず福音が、すべての民族に宣べ伝えられな
ければなりません」(10)と言いました。「まず」とは、神の計画である御国を完全に仕上げるこ
とにおける「まず」です。「御国のこの福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての民族に証しさ
れ、それから終わりが来ます」(マタイ24:14)とあるので、福音を宣べ伝えることは常に急務
です。世の終わりは時間的な終わりではなく
て、御国を完結させる意味での終わりなので
す。神がこの世界を創造されましたが、それを
新たに完結させる時が来るのです。その時、イ
エス・キリストが最終的に死と悪魔を滅ぼしま
す。今、私たちは救われているとはいえ、この
世にあってうめいています。四苦八苦していま
す。しかし神が完結される時、うめいているこ
のからだも完全に贖われます。望みを抱いて
四苦八苦しているのがクリスチャンです。です
から、学んで確信したところに、互いにとどまり
ましょう。